DICカラーはどんなカラー?
プリントハウスのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は特色のDICカラーについて紹介したいと思います。
DICカラーとは?DICカラーとCMYKの違い?DICカラーのデータ作成方法?プリントハウスにてDICカラー印刷が可能な商品、DICカラーの確認方法について説明させていただきます。
ぜひ、最後までご覧ください!
DICカラーとは?
DICカラーはDIC株式会社が製造している特色インキのことです。
「ディックカラー」と呼ばれています。特色の1種です。
カラーガイドには「DICカラーガイド」と「DICカラーガイドパート2」のほか、「日本の伝統色」「フランスの伝統色」「中国の伝統色」などの伝統色シリーズがあり、全てを合わせた収録色は2000以上になります。
▼DICカラーガイド1~6
DICカラーとCMYKの違い?
CMYKで印刷すれば良いじゃないか?何故DICカラーじゃないといけないの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、両方の違いを説明させていただきます。
CMYKは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を混ぜて様々な色を表しています。
色を混ぜて表現するため、ちょっとのインク量の差で色味にばらつきが出やすくなります。
DICカラーは、先ほど紹介した通り、DIC株式会社が製造している特色インキのことです。CMYKで表現できない、金銀や、薄い色なども表現可能です。また、複数の色を混ぜて表現するのではなく、はじめから指定された色のインクで印刷するので、色味のズレはほとんどありません。(※濃淡の差は発生することがあります)
DICカラーのデータ作成方法?
プリントハウスにてDICカラー印刷する場合の入稿データの形式や作成方法について説明させていただきます。
①IllustratorでDICカラーを設定する場合は「スウォッチ」パネルからパネルメニュー表示→「スウォッチライブラリを開く」>「カラーブック」>「DICカラーガイド」の順で選択すると、DICカラーのスウォッチパネルが開きます。
上部にナンバーを入力して希望のカラーを選択することもできますし、直接スウォッチを選択すると、カラーパネルにナンバーが表示されます。
②またはCMYKいずれかの1色で設定してください。
1色で出来ていれば、どの色のデータでも印刷が可能です。
例えばシアン1色で作られたデータでも、「DIC 198」をご指定いただければ赤色で印刷されます。
「特色1色+スミ1色」や「特色2色」の場合は、同じ特色(スミ)を使用する部分は同じ色で設定してください。
プリントハウスにてDICカラー印刷可能な商品
ホームページからご注文いただけるDICカラー特色印刷の商品はシール・ラベル印刷と封筒印刷となります。
そのほかの名刺印刷、チラシ印刷、はがき印刷等はお見積もりから対応いたします。
①シール・ラベル印刷
DICカラーの確認方法
①見本帳
DICカラー見本帳をお客様にてご購入いただき、お手元で色を確認していただけます。
②デジタルカラーガイド
DICグラフィックス株式会社様のホームページやアプリ「DICデジタルカラーガイド」、またはIllustratorなどのソフト上でも確認ができます。
▼DICカラーガイドのアプリがございます。
▼アプリ内のメインメニュー
※画面で見る色と実際に印刷される色には差異がありますのでご注意ください。
③来社にて見本帳を確認していただく
プリントハウスではDICカラーガイド1~6、日本の伝統色、フランスの伝統色、中国の伝統色のご用意があります。
ご注文前にご来社いただき、特色を選んでいただくことも可能です。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしております!